カラダのルール

#96 筋肉痛の計算式

今日も今日とて、さまざまな身体の痛みや悩みを訴えて来院する方は多い。

どうも、こんにちは。最近は花粉症を恐れてあまり外出せず職場にひきももりがちな五反田整体院 院長の成木海次郎です。

「三寒四温」とはよく言ったもので、これから暖かくなる春の足音がちらほらと聞こえてきそうなこの時期、

割と“運動冬眠”をしていた方々が動き始める。

『一ヶ月ぶりに走りましたよ~』など、来院されている患者さんからもよくそんな話を聞く時期だ。

皆、冬着で覆われていた身体を春にさらけ出すのは忍びないらしい。良い心がけだ。

その中でよく聞かれる質問が、

『筋肉痛が翌日に出るのはまだ若い証拠なんですよね?』

という話。

ということで今日のテーマは“筋肉痛”

むしろ“筋肉痛の計算式”をお教えしたい。

結論から言ってしまえば、

『翌日に筋肉痛が出る=若い』

という図式は間違っているというよりは、ちょっと雑な言い方です、と言うほうが的確かもしれない。

要は筋肉痛というものは、

“これだけの運動量をした”ので“これだけの筋肉痛が数日後にでる”

というような単純な図式ではない。

問題なのは、スタートの段階の

つまりは、“どういう状態の筋肉”に対して

“どのぐらいの運動刺激が入ってきたか”によって決まってくるのだ・・・

うーむ、自分で書いてて、伝わりづらいですね・・・

要は、運動の内容や量よりも、

“どんな筋肉状態に運動刺激を入れるか?”

という事の方がその運動後の筋肉痛自体の痛みの感じに影響してくるのだ。

事実、ご高齢の方でも日々身体を鍛えている方は数多くいらっしゃるし、逆に最近の20代~30代の方の筋肉は残念極まりない人が多い。

若いだ年輩だなと、わかりやすそうな点だけで比較しては本質は見えてきません。

“現状の確認” スタート地点の確認をきちんとすれば筋肉痛の度合やいつ頃でるかという答えはすでに計算できるはずなのだ。

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#95 体調は “フツー” です。

最近、更新にマメさが感じられる今日この頃・・・

皆様、この不安定な陽気をいかがお過ごしでしょうか?

どうもこんにちは、五反田整体院 院長の成木海次郎です。

基本的に私の仕事はカイロプラクティックであり、当院にいらっしゃる方の多くが腰痛やら肩コリやらと何かと身体の不調を訴えて来る場合が多い。

必然的に、挨拶代わりと言ったら変だがよくこちらから

『調子はいかがですか?』

と患者さんに尋ねるのは日常の光景なのだが・・・

その返答に対して一番多いのが

『普通です』

という答え。

これ、ご同業の方ならよく耳にするでしょう。“普通です”という言葉。

時には、

『昨日まで身体の調子、全然普通だったんですけど、今朝起きたら急に背中が痛くなったんですよ・・・』

なんていう言われ方もする。

当然、患者さんの方にすれば理解できない状況になる。

ぶつけてもいなければ、ケガもしていないのに、昨日までまったくもって普通だった自分の身体に痛みがでているのだ。それは怖くなって当然である。

輪をかけて、その言葉をそのままの形で理解しようとしたらこれまたこちら側もどんどんよくわからない事になってしまう。

しかし先日、自分自身の中で突然“あぁなるほど”という出来事が起きた。

まあ、大した話ではないのだが・・・

私自身先ほどの台詞、

『昨日まで身体の調子、全然フツーだったんですけど、今朝起きたら急に背中が痛くなったんですよ・・・』

のフツーというのを、ノーマルという意味の“普通”という風に勝手に解釈してしまっていたのだが、それは違ったのだ。

そのフツーの変換は、“普通”ではなく、音信不通の“不通”だったのだ。

“通じておらず・・・”ようはアクセスしてません、ということだ。

そうすると先ほどの台詞のつじつまが合ってくる。

『昨日まで身体の調子、全然不通だったんですけど、今朝起きたら急に背中が痛くなったんですよ・・・』

あぁ、なるほど・・・

今朝、ようやく自分の身体にアクセスして確かめたのね・・・

ダイヤルアップ時代のメール確認と同じ感覚ね。

ということで、院長からのちょとした助言です。

自分の発言も含め、今後人が口にする“フツー”という言葉をぜひ、

“普通”ではなく

“不通”と思って聞いてみてもらいたい。

アクセスできず、みえなくなっている様がみえてくるはずだ・・・

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#93 出産時の女性の骨盤に実際に起きていることとは・・・

どうも、ようやくコラム執筆も本格始動の五反田整体院 院長の成木海次郎です。

前回、前々回の体験記分はこれを書きたかったからと言っても過言ではない。

それぐらい“妊娠” “出産” というものには誤解や迷信のオンパレードであることがわかった。

たしかに、人間というのは本能的に“知らない” “わからない”ということに対して恐怖心をいだく。

それは自分自身でもそうであった。しかし“百聞は一見にしかず”とはよく言ったもの。

体感してみると、その恐怖心はやわらぐ。

そうして見えてきたのが、私がカイロプラクティックという仕事に携わっていてよく患者さんから言われて耳にするフレーズ、

『出産後、骨盤が開いたままなんですけど矯正してください』

出産を経験している人も、していない人もなんとなく聞いたことがあり、またありそうな感じのフレーズだと思われる。

人間、とにかくこの“ありそうな感じ”というものに弱いのだが、それは今回はさておき、

今回のテーマは単純なる出産時の骨盤に起きている状況を説明したい。

まず、簡潔に“イエス”か“ノー”で答えるとして、

『骨盤は開きますか?』

と聞かれた場合、その答えは・・・

『イエス』 となります。

“じゃあ、やっぱり私の骨盤は開いているままなのね”

と、行きがちになるのだが、ここで補足をしたい。

あくまで瞬間的かつ特殊な条件が成立している時のみにです、と。

出産体験した方も、思い出していただけるとありがたいが、産婦人科さんでの検診などで

出産のメカニズムを教えていただいているとは思いますが、

(ただまあ実際問題、本当に産む時にそんなことを思い出し考える余裕がないぐらい大変だったりするから忘れてしまうのは私も目の当たりにしましたが・・・)

そもそも、普通分娩の場合、胎児が下まで降りてきて、子宮口が開ききって、かつ多少お医者さんの方で子宮口は切って少し広げるなどして準備万端となる。

ただここで、イメージの問題だが、どうやっても胎児とは言え赤ちゃんのサイズと、骨盤の形を想像してみたときに、明らかに通過できない寸法な気がすると思いますが、

それはホントにその通りです。

胎児の方も、頭蓋骨(あたまの骨)がくっついていない状態で出てくるなど、赤ちゃんは赤ちゃんでお母さんに気を使っているがそれでもやはり無理がある。

ちなみに余談だが、うちの子は本当に産まれて世に出た直後は頭蓋骨の形がニワトリの卵の形のようにとんがって出てきて爆笑したおぼえがある。

で、ここでなのだ。

どんなに胎児の頭がタマゴ型でもさすがにまんまの骨盤サイズでは通過は困難。しかし完璧なる人間のカラダのプログラムはすばらしいもので、

ここである特殊なプログラムが作動するのだ。専門的な名前等はややこしいから省くが

ようはこの状況にきて脳から特殊なホルモンの分泌命令が下ると、3つの骨が合体して構成されている骨盤(この骨盤の構造の話はまた次回以降で・・・)のロックが一時的に解除されるのだ。

その状況の時に、同時にお母さんがそれこそ死ぬ思いで残りの体力を振り絞って力むことによって胎児は通過が可能となるのだ。

そして、無事赤ちゃんも世に出て、胎盤なども全部出してしまうと、その特殊プログラムの作動は終了し、通常のロックがかかる。

これが先にも述べた、

“瞬間的かつ特殊な条件が成立している時”なのだ。

なのでもうひとつ簡潔に“イエス”か“ノー”で答えるとすると

“出産後に骨盤が開いたまま”ということがあるかないかと言えば

それはもう間違いなく、“ノー”です。

追記

ちなみに私自身立会い出産の時も、検診に付き添ったときなども、とにかく会った産婦人科の先生や助産士さんに片っ端から

『産後に骨盤が開いたままになることがありますなんて患者さんに言いますか?』

と聞いてみたところ、これまた答えは、“ノー”でした。

そりゃそうだ、出産プロはあなた方ですものね。

失礼いたしました・・・

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#89  ギックリ腰 トリック2

『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”は“昼間の意識のある時間帯”にはないということ・・・

なんていう、やや意味不明な文章で終わった前回の続き。

どうも、続きを書かずにいるのを忘れそうになっていました五反田整体院 院長の成木海次郎です。

で・・・、なにかしら問題が起きると、自動的に人は原因を考察します。
要は、記憶と情報いう名の過去のバックアップデータを洗いなおすわけで。
その時に“昼間の意識のある時間帯”からの記憶・情報データからのみ検索してしまうということなのだ。

なにか腰に負担をかけるようなことをしたかな・・・?

昔、やったケガが原因なのかな・・・?

などなど、それまではなにひとつ気にかけていなかったような記憶ですら怪しくなり疑わしくなる。

もうここまでくると、なにがなんだかわからなくなり順調に術にはまるのみだ。

では“昼間の意識のある時間帯”じゃなければどこにあるのか?
そりゃまあ、順調に言えばそれは夜になる。

夜。むしろ言い換えるならば、“夜の無意識下の睡眠状態”が『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”のポイントになる。
だから“昼間どう過ごしているか”よりもむしろ、“夜、どういう状況で寝ているか”が重要なのだ。

だからって、このマクラが良いですとか、この敷布団が当治療院お勧めですからご家族分どうですか?
な~んて話をしたら、私は自動的に大川カイログループからかっ飛ばされて終わるのでそんな話はしないが・・・

要は寝具ではなく、寝ているときの身体のコンディションが大事なのだ。

ここで少し話題をずらすが、“寝すぎて腰が痛い”経験は生まれてこのかた誰でも一度はあるはずだ。
あれ、なんででしょうかね?

背骨の歪み”ですか? “腰の炎症”ですか? “骨盤のずれ”ですか?

そんな事言われたって誰もその場合じゃ納得しませんよね。

“寝すぎて腰が痛い”のは、単純に寝ていてほとんど動かずにいて筋肉が硬くなり血行悪くなり、その上一番筋力が強くて大きい脚の筋肉が
腰の筋肉を引っ張るもんだから腰の筋肉が痛くなるっていうただそれだけの話ですからね・・・

さて、話を戻して寝ているときの身体のコンディションだが、これが昼間の様々な影響でタダでさえ全身の力が抜けていない状態で睡眠がスタートしたら
寝始めの段階でもう先ほど述べた“寝すぎて腰が痛い朝”状態の身体で睡眠が始まるのだ。

睡眠が始まるので脳は無意識状態になる、つまりはその身体の状態を認識しない状況が始まる。

そこから6時間寝るなら6時間分。8時間寝るなら8時間分逆に疲労がたまり痛みは増す。
寝ても寝ても疲れがたまる状況こそが『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”になるのだ。

だからこそ、気が付いた時にはもう完全に術にはまっていることになるのだ。

手品師やマジシャンが登場した時にはもうすでに、その数日・数時間前からちゃくちゃくと“タネと仕掛け”を準備し完成しているのだ。

純粋にマジックを楽しむなら素直に観るのが一番楽しめるが、『ギックリ腰』というマジックを楽しむのはお勧めはしない。

むしろ、その“タネと仕掛け”を見破りたいのであれば、素直に観る感覚をなくすべきなのだ。

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#88  ギックリ腰 トリック

なんだかんだでこの院長コラムも連載88回目を迎えました。

末広がりです。

ブログじゃないよ、コラムだよ。

だから、どっかでなんかを食べましたみたいな事は書きません。

短くサクッとも書きません。

どうも、こんにちは。五反田整体院 院長の成木海次郎でございます。

さて、最近テレビなどでもよくやるカタコトの日本語を話す人間のやるマジックをよくみる。まあそれは別に今に始まったことではないのでろうが。

で、それはそれは摩訶不思議なことを平気でバンバンやってのける。

メニューの写真から商品を出して食べてみたり、破ったお札をとんでもないところから復元して出したりなどなど、あんまり凄すぎて逆に冷めてくるぐらいだ。

ただ、忘れちゃいけないのはそれはすべて“種と仕掛け”をふんだんに盛り込んだマジック・手品であるということ。

手品などでも行う、常套手段のひとつに。おそらく“タネと仕掛け”がありそうな、“いかにも”といった所を手品を見せるギャラリー自身に確認させる。

ギャラリーの方も“タネと仕掛け”がそこにあると思うのでそりゃあ必死に探すわけだがもちろん何もない。

そして案の定、全然当初思いもしなかったところからビックリするような変化が起きてそれこそビックリ大爆発状態になる。

そりゃあもう、何で?何で?のオンパレードになるわけで。

だけど、手品師側にしてみたら最初に調べさせる所には何一つ“タネと仕掛け”はないからなんの心配もなくひけらかすことができる。

つまり、マジックにしろ手品にしろ共通して言えるのは“明らかに怪しい・クサい”と思ってしまうような所には何一つ“タネと仕掛け”はないのだ。

予想出来ない状況に置かれるからこそ、人間は驚き、パニックに陥るという・・・

これは正に人間心理の方程式のようなもの。

で、この方程式に則って人間に起こりうる代表的な現象こそが『ギックリ腰』になるのだ。

今回は医学的にとか整体業界的な『ギックリ腰』の話ではない。

『ギックリ腰』のトリックの話。

とにかく今回は仮で構わないので『ギックリ腰』をケガや病気的な感覚で捉える概念を捨てて考えてもらいたい。

テレビや雑誌、インターネットで『ギックリ腰』という情報は皆さん嫌ってほど聞きかじっていると思われる。

その影響から皆さんそれぞれ『ギックリ腰』と聞いて、原因をいろいろ連想・想像できると思われる。

“背骨の歪み” “腰の炎症” “骨盤のずれ” なんだのかんだのと・・・

それぞれいろいろあると思います。それのどれが正解なのか・・・皆さん確かにそう思うでしょうし、それ以外考えろといわれも困るはず。

だが、この辺の状態が先程つらつら述べたところの、

>“タネと仕掛け”がありそうな、“いかにも”といった所を手品を見せるギャラリー自身に確認させる。

部分にあたるのだ。

私がもし何かしらの魂胆である人に『ギックリ腰』というマジックを行うとしたら、そこに“タネと仕掛け”は無い。

“背骨の歪み” “腰の炎症” “骨盤のずれ” なんだのかんだのすべてこれ、大雑把に言うと、人が起きて意識があって活動している、ある意味“昼間の話”にすぎない。

まあ、この時代夜中にガンガン起きている人もいるのであくまで仮だが。

要は、『ギックリ腰』状態に陥ると人は昼間の意識のある時間帯の記憶を遡って原因・理由を考察する。

だが、そもそも『ギックリ腰』状態そのものが、手品やマジックに驚き、ビックリしている状態なのだ。

つまりは、完全に“タネと仕掛け”があると思って予想していたところとは予想も想像もつかないところから急に起きるからビックリするわけで。

『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”は“昼間の意識のある時間帯”にはないということ。

・・・ということで、あんまり長いので続きはまた次回に。

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