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#86 新入社員に告ぐ

この街、五反田にも真新しいスーツに身を包んだ若者が目に付く季節となった。

そう、4月といえば新生活スタートの月。

強風の中を新入社員の群れが歩く光景は、どこか社会の厳しさを物語っているように見える。

どうもこんにちは、社会人になり8年目の五反田整体院 院長の成木海次郎です。

今回は、そんな新社会人に向けてのメッセージといいますか、これだけは憶えていたほうがよいことをひとつ書きしるしておきたい。

まあ、一言で新社会人といっても多種多様な職業が存在するわけだから一概には言えないとはいえ、このご時世、どこをどう見積もってもPC作業から逃れられる術はない。よほど特殊な職種でもないかぎりPCの前に座りっぱなしのデスクワークになるのは目に見えている事実だ。

私のこのカイロプラクティックという職業でさえ、こうして週に1~2度は駄文を書くのにPCと睨めっこをしなければならない時代なのだからなおさらだ。

で、このデスクワークをする事自体が新社会人にとってはあまりにも当たり前のものとして日々目の前で繰り広げられる環境に放り込まれるので、少し環境にも慣れ始めた5月末あたりにはもうデスクワークをすることに対して何も感じなくなる感覚が完成してしまうのだ。

そうなってから、伝えたところであとの祭状態なので今のうち伝えておこう。

人間の身体にとっては、イスに座っている事が一番負担になるのですよ、そもそも。

“人間工学に基づいて作られたイスなので疲れません”的フレーズに踊らされてお高いイスを購入予定の方がいらっしゃるなら考えものですよ。

冷静に考えれば、『人間工学』という言葉自体が矛盾している。

人間は機械じゃないし。

だからって何もイスの善し悪しの話がしたいわけではない。座っている、つまりは自分の両の足を動かさずにいることそのものが身体にとっては負担なのだ。

言い方を変えると、人間の身体の全ての機能は、歩き、足の筋肉を動かすことによって成立する。そうしなければうまく機能するはずがないのだ。

こういう内容の事を書くと『そんなこと言ったって俺は全然平気だぜ~』的なことを言う社会人3年目の方がいそうだが、論点はそこではない。

改めて、新社会人に告ぐ。

今の君たちは割とこの4月一日から新生活がスタートはしているが、健康に関して言えばこれは横並びのヨーイドン状態ではない。

スタートの段階でどれだけ健康貯金ポイントをどれだけ抱えてスタートしているか、これは完全に一人一人違う。

こっから先は、割と簡単な計算式の元にポイントが変動していく。

緊張の中、一日PC作業に追われる一日を過ごせばその健康貯金ポイントは減っていく。逆に、週末身体を動かす事や、久々に学生時代の仲間と再会するなどのアクションによりそのポイントは加算される。

だがあくまで貯金なので、その健康貯金ポイントが0になった瞬間に身体に異変が起きるわけではない。それはあくまで鎧が破壊された状態、ATフィールドが無効になるだけ。そっから先は本人の体力と精神力がどこまであるかの問題だ。

健康貯金ポイントが底をつき、ついに生身の身体に負担がかかり始めた頃・・・

あなたの腰や首~肩に違和感を感じることになるだろう。

だからこそ新社会人諸君、動かさねばならないのだ、その身体を。足を。

デスクワークを耐え抜く身体をつくらねばならないのだ。

そういうゲームをやると思えばいいのですよ、っていう表現の方が今の人には通じるのですかね・・・

だからこそ、電車内でゲームしてるヒマがあるなら歩きなさいよ。

この現実社会こそがハンターの世界なのですよ・・・

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