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#89 トリック2

『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”は“昼間の意識のある時間帯”にはないということ・・・

なんていう、やや意味不明な文章で終わった前回の続き。

どうも、続きを書かずにいるのを忘れそうになっていました五反田整体院 院長の成木海次郎です。

で・・・、なにかしら問題が起きると、自動的に人は原因を考察します。
要は、記憶と情報いう名の過去のバックアップデータを洗いなおすわけで。
その時に“昼間の意識のある時間帯”からの記憶・情報データからのみ検索してしまうということなのだ。

なにか腰に負担をかけるようなことをしたかな・・・?

昔、やったケガが原因なのかな・・・?

などなど、それまではなにひとつ気にかけていなかったような記憶ですら怪しくなり疑わしくなる。

もうここまでくると、なにがなんだかわからなくなり順調に術にはまるのみだ。

では“昼間の意識のある時間帯”じゃなければどこにあるのか?
そりゃまあ、順調に言えばそれは夜になる。

夜。むしろ言い換えるならば、“夜の無意識下の睡眠状態”が『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”のポイントになる。
だから“昼間どう過ごしているか”よりもむしろ、“夜、どういう状況で寝ているか”が重要なのだ。

だからって、このマクラが良いですとか、この敷布団が当治療院お勧めですからご家族分どうですか?
な~んて話をしたら、私は自動的に大川カイログループからかっ飛ばされて終わるのでそんな話はしないが・・・

要は寝具ではなく、寝ているときの身体のコンディションが大事なのだ。

ここで少し話題をずらすが、“寝すぎて腰が痛い”経験は生まれてこのかた誰でも一度はあるはずだ。
あれ、なんででしょうかね?

背骨の歪み”ですか? “腰の炎症”ですか? “骨盤のずれ”ですか?

そんな事言われたって誰もその場合じゃ納得しませんよね。

“寝すぎて腰が痛い”のは、単純に寝ていてほとんど動かずにいて筋肉が硬くなり血行悪くなり、その上一番筋力が強くて大きい脚の筋肉が
腰の筋肉を引っ張るもんだから腰の筋肉が痛くなるっていうただそれだけの話ですからね・・・

さて、話を戻して寝ているときの身体のコンディションだが、これが昼間の様々な影響でタダでさえ全身の力が抜けていない状態で睡眠がスタートしたら
寝始めの段階でもう先ほど述べた“寝すぎて腰が痛い朝”状態の身体で睡眠が始まるのだ。

睡眠が始まるので脳は無意識状態になる、つまりはその身体の状態を認識しない状況が始まる。

そこから6時間寝るなら6時間分。8時間寝るなら8時間分逆に疲労がたまり痛みは増す。
寝ても寝ても疲れがたまる状況こそが『ギックリ腰』の“タネと仕掛け”になるのだ。

だからこそ、気が付いた時にはもう完全に術にはまっていることになるのだ。

手品師やマジシャンが登場した時にはもうすでに、その数日・数時間前からちゃくちゃくと“タネと仕掛け”を準備し完成しているのだ。

純粋にマジックを楽しむなら素直に観るのが一番楽しめるが、『ギックリ腰』というマジックを楽しむのはお勧めはしない。

むしろ、その“タネと仕掛け”を見破りたいのであれば、素直に観る感覚をなくすべきなのだ。

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