#79 マラソンランナーの本音の痛みとは・・・
どうもこんにちは。雪見更新の五反田整体院の院長、成木海次郎です。
さて、2月と言えば・・・寒いです。先日の日曜も信じられないほど関東圏でも雪が降っておりましたが。
この寒いにも関わらず、外を走る人たちが実は数多くいらっしゃるのです。
そう、今年も17日の日曜日にせまってきております『東京マラソン2008』。
昨年の悪天候と寒さで行われた第1回大会からもう1年が経つのかと思うとそれはそれでぞっとしますが・・・
お蔭様でと言いますか、一昨年のホノルルマラソンに参加される方が来院されて以来、多くの市民ランナーの方の身体のメンテナンスをさせていただいているわけだが。
まあ、ほとんどの市民ランナーの方の来院のきっかけは“足の痛み”だ。この“足の痛み”と一言で言っても症状・状態は様々で、一番多いのがやはり“膝まわりの痛み”になる。また細かいところだと“足の甲の痛み”や“足の付け根の痛み”などがある。『東京マラソン2008』の公式サイトの「ドクターからのアドバイス」の部分の“練習中のケガ”のところにも、
痛めやすい場所は、膝のお皿、膝の外側の腸脛靱帯、アーチの踵よりの部分、すねなどです。走り始めてすぐ痛みを感じる場合には、走行距離を減らし、道路よりもなるべく柔らかい走路を走るようにし、シューズを再検討することが必要です。
とご丁寧に明記してあるほどだ。
だが、ランナーの方にしてみると痛いのは間違いなく痛いのだが、“ケガ”という意識はどうしても持ちにくいのが本音だ。走行中に足を挫いたり、転倒したりでの痛みなら、“ケガ”と思えるが、ほとんどがそうではなく、“走っていると痛くなる”というのが実情なのだ。
だから、ほとんどの場合、病院でレントゲン等で検査をしても原因がはっきりしない事が多い。
実はその大半のものは、“ケガ”というよりは、筋肉の“運動量”に対して“メンテナンス量”が足りていない状況なのだ。
お陰で、とくに太ももの筋肉の柔軟性を高めることで多くのランナーの方々を良いコンディションで本番に迎えることができている。
ただ、最近おもしろい?と言ったら失礼なのだが、足の違和感などが気にならなくなった方からほとんど同じ事を言われるのだ。それは、
『30キロ過ぎたあたりから背中や肩がすごく痛くて気になるんですけど・・・』
ランナーなのに肩こり・・・?これは変な話だ。
そう思い、詳しく話を聞いてみる。もちろんほとんどの市民ランナーの方は日頃からランニングを欠かさない訳だから日常的に肩こりを訴える方は少ない。
また、10キロやハーフマラソン(20キロ)ではまったく気にならないそうで、フルマラソンでのやはり30キロないし35キロ過ぎたあたりから痛みが出だすというのだ。
半信半疑で他の多くの来院されているランナーの方にも聞いてみると、かなり多くの方が30キロ以降の背中の痛みを自覚していた。
これはちょっと意外なことでビックリしたが、素人じゃああるいし、その理由を突きとめねばとランナーの上半身の動きに注目してみた。
“走る”という行為はもちろん足だけで成立しているわけではない、腕の振りも重要なわけだが。この“腕の振り方”に実は原因があったのだ。
ほとんどのランナーの方が、腕は振れているが肩甲骨が止まっていて動いていないのだ。まして30キロ近く走ってきてから改めて肩甲骨を動かすのはほぼ不可能に近い。
“より速く走るために肩甲骨の動きを考える・・・”
これは当面の課題になりそうだが、まさか足だけでなく上半身までもとは・・・
やはり人間の身体はたいしたものだと思いつつも、改めて高校のマラソン大会を仮病を使ってまででサボった自分がこれほどマラソンに対して真剣になれるとは・・・
いやはや、それもまたたいしたものである。
| 固定リンク

