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2008年1月

#77  みずたまり

最近寒いので、治療院内の室温設定に悩む、五反田整体院の院長 成木海次郎です。

たしかにこう寒いと感じさせる日々が続くと、つくづく昨年は暖冬だったのだと感じるし。なるほどプロ野球選手などが宮崎や石垣島などに行くのも頷ける。

そしてこう寒いと、来院される患者さんにいわいる“膝の痛み”を訴える方が増えてくる。大抵の普通の方だと“カイロで膝痛なんか治んのかよ?”と思われると思いますが、まあそれはごもっともな話。

ケガや事故などで膝を強打しただの靱帯切ってしまったのだの、その手のものはお手上げです。

カイロでというよりは、大抵の膝の違和感及び痛みの原因は膝周りの筋肉の状態にあったりするものなのだが、そうは言ってもこれまたピンとこないもの。

それでは今回は“膝の痛み”といったらだいたいよく聞く話のひとつでもある、

『膝に水が溜まる』という現象のメカニズムの解説をしよう。

そもそも、人間の身体において、意味の無い事象はありえないものです。これは大前提で話を進めていきますが・・・

つまりは、膝に水が溜まってしまった方からしてみたら本当に意味不明な現象であろうが、膝の方からしてみたら水を溜める必要性があるからやっているのだ。

それがなぜか、それは天然のクッションを急造しているにすぎないのだ。

つまりは、膝関節部分への直接の負担が増えてきてしまっているので、その負担に対する代用品として体内の水分成分を集め物理的負担に備えているのだ。

ではそもそも水を溜める必要性が無い時のクッション的役割はどこのだれがやっていてくれたのか・・・

これはもうご想像の通り、太ももの筋肉さんのお陰であったのだ。

身体はいついかなる時も、身体本体を守る為であったらなんとでもするものなのだ。だから筋肉が衰え固くなり、膝関節に直接負担がかかるような状況になれば即座に次の一手を出してくる。これが『膝に水が溜まる』正体なのだ。

だからこそ、お医者さんなどで注射で水を抜いても、その後特に動かすことなく生活していれば自然とまた溜まってきてしまうわけなのだ。

だからといって、病院で注射によって水を行為が悪いわけではない。あまりに溜まってしまえばその水自体が元々の膝を圧迫し始めるので、こうなるとこれは不愉快極まりないはず。この辺のさじ加減までパーフェクトでないあたりがまた身体の機能のすごい所であろう。

まあ、実は身体のこの機能、もっと身近な時にもよく使われているのだが、これがよく言う“腫れ”なのだ。

要は同じである。ぶつけただの折れただの、弱っていて守らなくてはならない部分と身体が判断したら即座に天然クッションを作りあげるのだ。

それぐらい人間の身体というやつは、そもそも歩くことで成立するものというわけだ。

だからといってデスクワーカー達のおなか周りに溜まってきているのは断じてクッションなどの水ではない。それはあくまで脂肪ですので間違っても高額な料金を払って吸い取ってもらったりしないように・・・

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#76 うぃい・・・

どうもこんにちは。相変わらずコラム更新でPCに子一時間向かうと肩が凝る五反田整体院の院長、成木海次郎です。

先日、久しぶりに胸をうつニュースを発見。

そのタイトルがこちら・・・

「Wiiシンドローム」を防ぐには適度なプレイ時間と準備運動を―英医師

そもそも、つっこみ所が多すぎて困るぐらいだが、天下の共同通信さんからの発信なわけだからネタではあるまいと思い記事を確認。

“Wiiをあまりにも長時間遊び過ぎると様々な症状を引き起こすとして、医師たちが
警鐘を鳴らしている、と英紙「デイリーテレグラフ」が伝えています。Wiiは『WiiSports』に代表されるように、自分の体を動かしてプレイするゲームが多数ありますが、それらを長く遊び続けると軽い怪我やアクシデントが懸念されるということです。5つの整骨院を経営しているマーティン・デービスさんはクリスマス以降、そうした症状を訴える人が増えたと言います。「子供達に与えたWiiを長い時間遊び過ぎたと言ってくる中年の両親が増えています。彼らは首や肘や肩に症状を訴えることが多く、中には10時間以上遊んだという人も居ます」
そのような症状を「Wiiシンドローム」と呼んでいるそうです。

「Wiiシンドローム」って、ねえ・・・

つくづく変な世の中になったものだと思う。以前はそもそもゲームと現実の線引きは明確にあったはずなのに、今はそれすらない始末。

そりゃあ何もせずPCに向かうのに比べればテレビゲームとはいえ身体をいくばくか動かすほうがマシなのであろうが。

最近は特に、実際の人間の身体の性能と皆さんがイメージできる身体の能力に差がありすぎる気がしてならない。

最新のゲーム機器の性能は、正直驚きを隠せないが、まだまだ人間の身体の性能には足元にも及ばないのだからね・・・

でも、そのうち「Wiiシンドローム」で来院される方がいらっしゃるのも、そう遠い未来の話ではないのかもしれない。

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#75  HOTorCOLD

どうも、最近五反田駅地下道にあるドトールコーヒーの店長さんと顔なじみになりつつある五反田整体院の院長の成木海次郎です。

先週あたりから、首の痛みを訴える方の来院が目立つ。皆さんどうも鈍痛というよりははっきりとした痛みのようだ。

たしかに、先日都内でも雪というのか氷雨というのか、とにかく寒い。むしろ風が強くてやってられない感じだ。

私なんかもこの時期はもっぱら院内からでるのも億劫になり、大抵の用事はスタッフに任せる始末・・・

まあ、あまり好ましい季節とは言えない。

で、まあ首が痛い方にしてみれば素朴な疑問、『温めた方がいいのか?冷やした方がいいのか?』というこの永遠の2択に悩むもの・・・

ほとんどの患者さんからこの手の質問はされるし、たしかに皆さん気になるところ。

その上、聞く人によって、みる本やサイトによって温・冷の回答は様々・・・これで悩むなというほうが正直酷な話だ。

ということで、まあ根本的なところをダラダラと述べてみよう。

まあ、こののっけからなんなんだが、そもそもこの『温めた方がいいのか?冷やした方がいいのか?』という議論・・・ケガや事故後の処置的なものとして考えるからそもそもおかしいのだ。

わかりやすく言えば、“風呂のお湯の温度調節”と思ってほしい。

つまりはぬるいから熱いお湯を足すのか、熱いから水を足すのかの違いと同じなのだ。

その本人が一番温まり、のんびり浸かれる温度にしてあげるにはどうするかが問題ということだ。

ぬるくて寒くて凍えている時に水を足すバカもいないし、お湯が熱くて入れない時に熱湯を追加で注ぐのは上島竜兵大先生ぐらいであって特例を除いてまずありえない。

つまりは一番筋肉の緊張がとれる適温状態にするにはどうするかと言うこと。

だが、この適温というのが厄介なもの。これは明確な温度の数字の問題ではない。

真夏のお風呂と真冬のお風呂とでは同じ温度でも熱さが違うのと同じ。また江戸っ子オヤジじゃあないが“熱い風呂”の定義もこれまたない。

だから、温か冷かの2択ではないということ。今自分がいる状況から、より心地いい状況に変えるにはどうするか・・・それは身体がわかっているはず・・・

と言っても痛いと人はその判断ができないものですよね。

だから我々のような存在がいるのです。

ですが、そう考えるとこの時期は“温”でございますな。

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#74 妊婦の現実

もうすでに1月ものこり1週間となったにも関わらず新年の挨拶もなんなのですが、

まあ皆様、明けましたか?

どうも、2008年初更新の院長の成木海次郎です。

そういえば最近、妊婦と暮らしてるんですよ、実は。

まあ、月並みな言い方をするとなると嫁が妊娠いたしまして。

しかし実際問題、仕事上妊娠や妊婦さんというのは割と私の中ではそれほど珍しいことでもなく、当院の近くにNTT関東病院がある関係もあってか産前産後のトラブルによる方の来院は多い。

おかげでというかなんと言うか、そんじょそこらの人に比べたらはるかに妊娠に関しては詳しいつもりでいたのだが・・・

やはり昔のひとはよく行ったもんで、『百聞は一見にしかず』とは正にそう。

よくよく考えたら、来院される出産に関わる身体のトラブルで来院される方の大半は産前産後の方がほとんどであるわけで、ほとんどが安定期に入った5ヶ月程度の方なわけだ。

つまりは、自分が知っている妊婦さんの現実というのはその安定期後のほんの氷山の一角部分であって、ホントの現実は妊娠が発覚してから悪阻という(悪阻に関してはまた次項で書きますが・・・)悪夢のような時期を経験したものすべてをひっくるめての状態なのだ。

本当に一部分だけをみてわかったような気になっていた自分が情けない。

実際の妊娠初期の方はまあ、おはようからおやすみまで、だるいか眠いか気持ち悪いかのどれかみたいな状態なのだ。(もちろん個人差はあります)

となりで見ていてもこれが逆の立場になったと思うと恐ろしくてもう平謝り状態だ。

でもこれは妊婦さんに関してだけではないのであろうが、ついつい我々は来院されている患者さんの一部分だけをみているにも関わらずすべてをわかったような気になってしまうものです。

しかし、現実は来院される前も、帰られた後も現実という時間軸は存在しているのです。そこまで考えてイメージするからこそ患者さんの身体に限らず全体が見えてくるのです。

そのお陰といったら変なのだが、最近妙に妊婦さんや産後すぐの方の来院が多い。

そこでは以前には気付けなかった苦労や大変さがみえてくるようになった。

まさに何事も経験である。

まあ、だからって昨年の秋あたりから、このコラムの更新がプッツリ途絶えていたのが自分の嫁が妊娠してバッタバタしていたからですよ的なことを暗に言いたいわけではけっしてない。

多分ない。

ただ、うちの嫁もカイロプラクターの嫁になったわけだからいろいろと覚悟はしておいてほしい。

多少のことはここに書かれてもいたしかたあるまい、その他の多くの妊婦さんの症状改善の為に・・・

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