# 58 『ムダ話健康法』
気がつけば冬間近、息が白くもなってきましたがこれまたずいぶんと久々の更新となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
どうもこんにちは、大川カイロプラクティックセンター院長の成木海次郎です。
最近、ストレスを感じる事が多いなぁ・・・などと感じていたら、よくよく考えてみたらこのコラムを書いていなかったからなのだ。
ま、それはウソだが。
さて、今回はその辺の割とタブー扱いされやすいストレスをネタに画期的な最新健康法を皆様に伝授したいと思う。
そもそも先日、とあるテレビを観ていたら、アルピニストの野口健さんがこんな話をしていた。
『単身で雪山などに登り、一人で数日間もすごしているととにかく“独り言”が増えてくるんですよ・・・』
なるほど、それはうなずける。たしかに雪山に限らず、一人で黙々と単純作業なんかをしていると無意識に、と言うか気がつくと何やら言葉・単語が口からでてくるものだ。
学生時代、友人と夜中まで起きている時の2時半ぐらいの状態といえばわかりやすいだろうか。もう完全に言語が脳から口に直輸入状態だ。
続けて野口さんの言うことにゃ、
『人間というものは“インプット”と“アウトプット”が同じでないと成立しないと思う・・・』との事。
この“インプット”と“アウトプット”これだけ言われてもあまりピンとこないかもしれないので解説するが、
要は人間の“脳みそ”とかいう部分はとにかく
“視覚” “嗅覚” “聴覚” “味覚” “触覚”のとりあえず5つのセンサーから常に情報を入手しているのだ。朝起きて、意識がある状態でいるかぎりその5つのセンサーからは常に情報が入ってくる。これは“人間の機能のルール”です。もう絶対的なもの。
そしてその情報を“名前をつけて保存”して脳の中のホルダーにきちんと保存してくれているのがintelではなく“脳”の機能。
で、野口さんが言っていることというのが、とにかく脳は“入ってきた情報と同じだけの量を放出しないと成立しないのではないのか”ということなのだ。さて、ではそう考えると、視覚や聴覚などの五感にあたる部分が“インプット”の部分だとして、その逆の“アウトプット”の部分にあたる人間の機能とは何なのだろうか・・・
私はこれが“しゃべる”“話す”など、言い方はともかく
“声を出す”という機能がそれに当たるのではないかと思うのだ。
言ってみればまあ当たり前のことなのだが、誰しも人に悩みを話したり、愚痴を言ったりするとスッキリする、気が晴れるなどの経験はあるはずだ。その当たり前の行為・行動を単純に分析してみると“アウトプット”による“声を出す”という行為で溜まってしまっていた脳の情報を放出して、脳の機能を安定させているのだ。これがなされずに、“インプット”を通じて脳に入り込んできた情報やデータが大量に溜まってしまうと、脳が正常な働きができなくなる・・・
すると脳からの指示や判断がスムーズになされなくなる・・・
などなどなんとなく、昨今よくある話の図式が成立してくるような気がしてならない・・・
実際、“日々仕事が忙しい”やら“環境が急激に変わった”などの状況に陥った際、いの一番に削られる時間とは何か・・・
寝る時間?
いやいや・・・
食事する時間?いやいやいや・・・
もっともっと気付かぬうちに無くなっていたものですよ。
それは、ど~でもいい話を人にする時間。
つまり『ムダ話をする時間』なのですよ。
この『ムダ話』。あるでしょう皆さん、それこそ学生時代や子供の頃、友人や仲間達とそれこそなんの取り留めのない話をし続けた事を。
そして何より、今となってはその時間こそが失われつつある時間となっているはずです。事実、その『ムダ話をする時間』の豊富にあった時期と、なくなってしまった今現在との自分のコンディションを比べてみてください。どちらがコンディションが良いですか?
今の時代、ほっといても情報が大量に“インプット”を通じて入ってきてしまう時代です。そして当然のようにその入ってきた情報に対して考えたり、喜んだり、悩んだり、傷ついたり、あるわけじゃないですか。
ですからきちんとその分、“アウトプット”を使用して出さなければいけないのです。
それこそ美味しいものを食べたら『うまい』と。
嫌と感じたならば『いやだ』と。
おもしろいと思ったら笑い
そして、かわいい子がいたら声かけちゃう・・・などなど。
基本的にはそうしなければならないのです・・・が、世の中人間社会そうもいかない事の方が多いでしょう。
だからこそです。あえて言いますが、調子が悪い・身体が重い・疲れがとれないとまあ不健康な状態の方が多いでしょう。
運動しろって言われてもその元気が無い・・・いろんな健康法を試したけどお金かかるし続かない・・・
そんなあなたにオススメ!!それがこの『ムダ話健康法』なのです。
やり方はいたって簡単。要は仲の良い友人ととにかくどーでもいい話をしてきてください。仕事でお悩みなら職場以外の人。家庭の事でお悩みなら家族以外。そして恋人がらみの悩みならそれこそ友達でしょう。尚、お酒やおいしいスイーツ、又はこの時期鍋などツツきながらこの『ムダ話健康法』を実施すると効果倍増です。
ちなみにルールはいたって簡単、“インプット”以上に“アウトプット”を使用するただそれだけ。難しいことは無しです。
しかし、そう考えるとなるほど私が日頃ストレスをあまり感じない理由がわかった気がする。それはこれだけ日々『ムダ話』をしてるお陰で、常に“インプット”に対して“アウトプット”の量が多いので脳に余裕があるからなのであろう。
ま、そのせいで逆に周りが“インプット”を通じて溜め込んでしまっているかもしれんがね・・・
| 固定リンク

