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2005年8月

#38 老人っぽい 

あやうく、コラムを更新するためのパスワードを忘れてしまうところでした院長の成木です。
なんだか一時期、ちまたのブログブームに少しげんなりしていましたが、まあまたこちらも懲りずに書いていきたいと思います。

最近、といってももう通い始めて随分たつのですが『スポーツ事務』じゃなく『スポーツジム』に通ってるんですよ。
この治療院の近所、さすが五反田は働く人達の街だけあって朝の7時ぐらいから開いているのですが。
なので、朝起きて自宅から自転車を飛ばし治療院に水着をとりに寄りそのままジムへ向かい、そしてしっかりとプールで泳いでからシャワーを浴び毛繕いをして10時の患者さんを迎えるという、まさにちびっこが想像するアメリカのビジネスマンのような生活を送っているのだ。
とは言え一時期は、二日酔いの身体を引きずってジャグジーとサウナにだけいってた時期もあったのだがね・・・
とにかく、我々の仕事はオフシーズンのないプロスポーツ選手みたいなもの。身体が基本ですから鍛えにゃなりませんし、患者さんに運動しなさいとも言えませんからね。

しかし、私も通い始めて気づいたのだがこの『スポーツジム』という場所、私が子供の頃のイメージだと若い人が通うものだと思っていたが、最近はこれまた様子が違うのだ。
とくに私の通っている平日の朝などは特になのであろうが、ほぼ7割ぐらいはいわいる御年配の方々なのだ。
そしてとにかく元気。ペースこそゆっくりではあるがよく動く。そしてよく喋る、笑う・・・たまにうるさい。
しかもいつ行ってもいるのだ。たしかにレギュラー会員なのかもしれないがそこまでレギュラーじゃなくてもと思ってしまう。
しかも時折耳に入ってくる会話など
「あの青の水着履いてて、よく奥のコース泳いでたあのイケメン君、最近こなくなっちゃったね・・・」
っておい、あんたらぬしか!ここの。と思ってしまうぐらいだ。
その時、ふと思ったのが、今後の世の中、やれ高齢化社会だなんだと騒がれているが、御年配の方々の方がどんどん元気になっていくのではないか?
実際、当院に通っている患者さんでも、状況によってだが御年配の方のほうが回復が早い場合もある。
一度やる気になれば、自分の身体を変えていく為の時間はたっぷりとあるわけだし。
逆に多忙な仕事に追われる20代・30代の男性患者さんなどは、治ればすぐに戦場という名の職場に戻らねばならない・・・
時々ここはビジネスマンの野戦病院かと思う時すらある・・・

昔から、立ち上がる際に「どっこいしょ」などと口にすると
言い方は失礼だが、
「じいさんみたいだなぁ」
とか
「老人っぽいなぁ」
とか言われたりしたものだが、あと10年もしたら
元気よく、活き活きと毎日楽しく生きている若者を見かけると
「あの人、若いのに老人っぽいよね~」とか言われる世の中になってしまうのではないか・・・

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