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2005年2月

#30 ゲームで例える免疫力

日曜も懲りずに働く院長の成木です。
そしてこれまた懲りずに、風邪ネタですが・・・
風邪の予防と言えば、ベタベタですが
「うがい・手洗い」
とまあ、こう来る訳ですが。何もそんな普通極まりないことをですね今更私がこの場で言うわけないじゃないですか。
私がふと思ったのは、この「うがい・手洗い」をこの時期に関わらず、日々きちんと習慣として実践している人の共通点は何かと考えてみたところ、患者さんでもそうなのだが、得てして皆さん、
『よく風邪をひく人』
のような気がしてならない。
でもこれ、おかしな話ですよね。風邪をひかないよう予防の為に日々「うがい・手洗い」をしている人がなぜか風邪をひく・・・
すべての人がそうじゃない事はもちろんだが、なぜに?
まあこれ、要は風邪ひきやすい人だからこそ予防の為「うがい・手洗い」の習慣が身につくのであろうが・・・
ふと、自分自身で考えてみると、スタッフの古川とも話していたが

院長「古川くんってさ、毎日うがいとかする?」

古川「いや、まったくしないですね・・・」

院長「だよね、そんな姿見たことないしな」

古川「院長は?」

院長「もちろんしたことなどないねぇ・・・」

そうなのだ、お互い一日の大半を、このこぢんまりとした
治療院ですごしているにもかかわらず、酔いつぶれた姿は見たことがあっても、うがいのシーンなどお目にかけたことなど無い。
だが、二人とも風邪などほぼ無縁な人生を歩んでいる。(とか書いて油断してると風邪ひきそうだが・・・)
ようは、“抵抗力”というものがそこそこあるからなのだろうが。
この“抵抗力”つまり“免疫力”というものが重要になってくる。
風邪だけに限った話でもないが、今の人の特徴というものは「アイテム」に頼る傾向が強い気がする。
風邪を引きたくないので、それこそ高級な「オペの途中です」みたいなマスクを装着し、ビタミンCなどをサプリメントなどで摂取し、携帯用カイロなどをあちこち張り付けて出掛ける。
腰痛や肩こりに関してもそうだが、西に“良い枕”があると聞けばネットで注文し、東に“腰痛予防コルセット”なるものを聞きつければ通販で購入する。
で、効果が実感できないとさらにグレードの高い、値段も高い「アイテム」探す冒険にでかける・・・ネットでね。
世の中にはまだまだ原因が未だにわからない疾患が数多く存在するので皆が皆ではもちろんないですが、圧倒的大多数の、特に10代後半~30代ぐらいの年齢層にこの傾向は多いのではないだろうか。
これ、某人気テレビゲームに例えると、
「光の鎧と光の盾を装備して聖水とか振りまいて冒険してる勇者」
みたいなもんですよ。ネタが古いよね。
しかしですよ、何が言いたいかと言うと、いくら防御力の高いアイテムを装備したところでも、自分のHP(ヒットポイント)が20ぐらいしかないレベル1状態なんかでダーマの神殿辺りをうろついていたらですよ、モンスターにそりゃイチコロです。
やはり、自分自身のレベルを上げなきゃいかんのですよ。
レベルが99ぐらいになれば、布の服にひのきの棒あたりの
出で立ちでも、イオナズン3連発喰らったって死にゃしないわけですよ。
所詮、お金でアイテムを揃えたところで限界はあります。
大切な事は、身をもって、動き・鍛え・戦う姿勢を持つ事が肝心なのです。
みんながやっきになってゲーム内でやっていた事を、現実の世で同じことをすればいいのですよ。
人生もRPGのゲームと同じ、冒険に出なければ始まりません。
黒酢やコエンザイムを飲みながら休日をダラダラと過ごす『遊び人』さん、レベル20まで上げて『賢者』にでも転職しましょうよ。
うちの治療院は教会じゃないので死んじゃったのはどうにもできませんが、
冒険の途中立ち寄る、宿屋の役目はできるのです。
その上、攻略本並に身体に関する秘密も教えちゃいますよ。

・・・ま、とは言え免疫力に溺れて痛い目に遭うっていう事もありますので、私も明日っからうがいはするかなぁ。

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#29 寝れないA様、寝れるB様

1月は、ドラクエとPSPの影響であきらかに肩こりや腰痛の方が増えたのを感じてしかたがなかった院長の成木です。
さて最近、患者さんのセリフでよく耳にするのは、
「疲れているのに寝れない」
もしくは、
「夜寝ている間に何度も目が覚めてしまう」
といったような、睡眠に関する事である。
皆さん一様に疲れ切っていて、寝たくて寝たくてしかたがないはずなのに寝れないのだ。
中には、不眠治療の為に別の専門の治療機関に通院されている方も少なくはない。
試しに、当院に来院されている方の中で、何らかしら不眠に悩まされていた方を思いかえしてみるとそれなりに共通点がある。
生活習慣及び仕事のスタイルなのだが、ほとんどの方が一日中座りっぱなしのPC作業で運動不足を気にしつつも、たまの休みの日にはずっと寝っぱなしで起きたら昼ならまだしも、
気がつくとサザエさんが始まってましたなんて有様の人だったりする。
まあ、言ってしまえば動いていない人ということだ。
とは言え、動いていないが皆さんかなりの疲労感というものを常に感じている。
では、なぜ疲労感があるにもかかわらず寝れないという事態に陥ってしまうのか?
そもそも“疲れ”といっても大きく分けると2つに分類できる。
一つは、正に身体をしっかりと動かした疲れ。細かく言えば、全身の各部の筋肉をしっかりと動かした為の疲れである。
小学生などが1時間目で水泳なんかやっちゃった日に、残りの授業は夢の中で聞いてしまう疲れ、まさにザ!疲れである。
もうひとつは、こちらは皆さんお馴染みだとは思いますが、
“全身の筋肉を使わない”疲れである。
実はこの“使わない“という表現が厄介といいますか、皆さんが自分の身体を誤認しやすい原因になるわけなのですが、
実はこの使わない「一日中座りっぱなし」という状態は、筋肉を使っていないわけではなく、
『座っているという姿勢を維持し続けている』
という動かさない使い方をしているのだ。回りくどいので簡単に言ってしまうと筋肉で各部の骨・関節を“固定している”のだ。
この筋肉の『動』の使い方と『固』の使い方の差をイメージしてもらうのに一番よいのが、
「1時間歩く」のと「1時間微動だにしない」のとどちらが疲れるか想像していただければその差は歴然とするであろう。
「1時間も微動だになんてできねーよ・・・」
なんて思ってしまった人、間違いなくあなたもほぼ毎日それに近いことをしちゃってますよ。
以前にも書きましたが、人間は動物です。そして筋肉は固定の使い方もできますがもともと動いてナンボ、なぜなら筋肉を動かしていれば疲労もするが血液循環を生みだし栄養補給と老廃物除去もしてくれるからだ。
『疲れているから眠い・・・』という方、その疲れは果たしてどちらのタイプの疲れですか?
もし動かさない事による疲れでしたら、休みの日にダラダラと寝続けても変わらないどころか、寝ていてまた筋肉を動かさない分疲労は増すばかり。
寝れないのか?寝る事が必要とされていないのか?
あなたはどっち?

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