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2005年1月

#28 風邪ニモマケズ

気がつけば、丸々1ヶ月以上もこのコラムの更新をぶっちぎっていました
院長の成木です。
今年もよろしくお願いいたします。
さてさて、とにかくこの時期、右を見ても左をみても
風邪・風邪・風邪・・・
風邪を引いている方か、治りかけの方か、もしくはひきはじめの方でごったがえしています。
当院に通われている患者さんもそれは例外でなく、日に2~3人の方の風邪による体調不良のキャンセル連絡が入る状態である。
その中で、よく患者さんに質問されるのは、風邪による体調不良時にカイロプラクティックの施術は受けた方が良いのか、もしくはやめたほうがよいのか、とのこと。
これに関して言えば、その方のコンディションにより一概には言えないといえば言えないのだが、
今回は『風邪』に関することについて書いてみたいと思う。
まずは、“カイロ”と“風邪”についてだが、
これに関しては先にも述べたように一人一人のコンディションにより違うが、あくまで私的な意見だが、普通にしていても帰って寝たい、すぐにでも横になりたい、と思う方はもう仕事もなんもかもブン投げて帰って寝てくださいと言いますね。これに関しては間違いないと思います。
ですが、多少快復してきたな~となんとなく思えたり、ひき始めなのか“なんだか身体がだるい”また“最近疲れがとれにくい”などの自覚症状がなんとなくある方でしたら、筋肉的な負担を取り除きつつ、身体が快復に向かうための万全な準備をするためにもカイロプラクティックの施術をお勧めする場合もあります。
そもそも、患者さんの中だけに限った事ではないが、『風邪』というものに対しての誤解や勘違いというのは以外に多いのも最近気になります。
その代表例としては、現時点において“風邪薬”というものは存在していない、ということ。
は?と思う方も多いと思いますが、現在、市販されている薬を含め
“風邪薬”と言われて世に出回っている物は、風邪による諸症状に対する薬が成分に含まれているだけで、風邪そのものを治すものではないのだ。咳を抑えたり、炎症に対してなど各症状に対してという形。総合風邪薬といっても根本の治療薬ではない。
では、風邪の治し方などないのかと言えば、これはもうもっともシンプルかつ確実なもので
「栄養・水分をしっかり補給し暖かくして寝る事」
これに限るのだ。
しかし、働いている方や子育てに追われる方々にとってはこれが一番難しいのが現実であろう。
同様に風邪による発熱に関してもそうだが、風邪をひき、熱が上がるのも体内に侵入した発熱物質に対抗する自分の細胞がもっとも活発に活動できる温度が38度前後だからなのだ。またこの38度前後の体温というのは侵入した発熱物質にとっては不利な温度。
つまり38度の熱がでて、だるくて動きたくない、といった状況は本人の私生活など度外視すれば風邪を治すもっともよいコンディションになっているのだ。
だがこれも現実はどうかと言えば、皆さんすぐに下熱剤を飲んでしまっているのが現状と言えるだろう。
身体のほうにすれば、やってらんないっすよ状態。
身体が怒って自分の言うことを聞いてくれなくなる様な気持ちも解らなくはない。
そして、そのような経緯を経て、自分自身と身体とがある意味絶交状態になってしまった様な方が当院にはやってくる。
まずは、誤解を解き、理解し合えれば風邪を含め、身体のたいがいの不調は改善するものなのだ。
現在、本当の意味での“身体が休まる状態”この状況を作り出すのはどんなに大金を払ってもなかなかすぐには手に入らないものの一つになっているだろう。やはり日々の積み重ね、これは確実に身体の調子を悪くもするし、逆に確実に改善もしていくものでもあります。
風邪にも負けない身体作りのお手伝いの為に、今年もしっかりと取り組んでいけたらと思う今日この頃である・・・

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