#13 ハッスル!ハッスル?
今年の流行語大賞は「暑い!」ではないだろうか・・・
ここ1ヶ月ほどで爆発的に流行していると思われる。
当たり前か・・・
テレビや雑誌でも連日、熱中症の予防を呼びかけている。
もっともよく話題にでているのは『水分補給』である。
人間は一日平均2.6リットルもの水分が出入りしている。とくに夏場、今年のような猛暑の年には発汗等により水分が奪われることが多いので、盛んに水分補給が呼びかけられ、どの水が良いやら、どれだけのペースで飲むのが良いのかなど話題満載である・・・
が、そもそも私はこの手の話を聞くと一つ疑問になってやまないことがある。私も人間の身体を勉強し、日々さまざまな患者さんに接している立場上、人間の身体には水分補給が絶対的に必要不可欠であることは間違いないとは思うのだが、ではなぜ数十年前、水を飲む事を禁じられていた人達は生き延びたのであろうか・・・
患者さんの中に学生時代、そのような環境を生き抜いてきた方々が数多くいらっしゃる。そして皆一様に当時を振り返ると不思議でならないと言う。
「なんで平気だったのだろうか・・・」
幸運にも私は当時の体験談を聞くことができたが、それはもう今の常識からは想像もできない事ばかりであった。
グランドに飲み物を埋めてスライディングした隙にどさくさまぎれに飲んだサッカー部の人・・・
顔を洗う事だけは許されていたので、蛇口で水を浴びる際、帽子に水を貯めて飲んだ野球部の人・・・
練習後、喉の乾きに耐えられず水を大量に飲み、飲み過ぎて吐いていた柔道部の人・・・
みんなすげーよ!!
とにかく倒れたら、根性が無いと怒られ練習が追加されるので倒れる事すら許されず、膝に負担ばかりかかる最悪なうさぎ跳びをし続けた人達。
そして練習後にポットから出された熱~い麦茶を飲む。(身体を冷やすといけないからという理由かららしい)真夏にですよ。
もう非常識のオンパレードな時代である。しかし現実、その時代を生き抜いた人達がいるのだ。
人間の潜在能力のすごさを感じずにはいられない。
ただ、そういった方々の現在の特徴は、皆さん異常に身体が丈夫な点と、そして必要以上に自分の身体に自信があるのだ。過信とも言えそうだが・・・
気合いと根性だけでは身体を限界があります。科学的な観点からも一度自分の身体を見つめ直すのもお勧めしますよ。
ほぼ不眠不休で働く方々、もう怒鳴られる監督や先輩はいませんよ、まずは自分の身体です。
とはいえ、私自身もやはりどちらかと言えば、気合い・根性派かなぁ・・・
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